東福門院和子は 徳川秀忠の娘で 後水尾天皇の中宮。朝廷と徳川家の融和に努める。文も無駄がなく、人の心を掴むような人柄がうかがわれる。
「御文ことにみ事のつはきみせられ候なかめ入まいらせ候・・・・」
相手の一条兼遐は後水尾天皇の弟、関白。(頂きました見事な椿に見とれました。ちょうどその時 鹿苑寺の鳳林承章が来て 椿をテーマに 高松宮と 栢梁体(韻をふんだ漢詩の遊び)をしょうということになりました、、、、)
秀忠は椿が大好きで その江戸の椿ブームが 娘東福門院和子の入台で 京都にも広がったといわれている。そのような状況をよく表した消息。
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